首・肩の痛み
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頚椎捻挫は、交通事故や激しいスポーツなどで頭部や顔面を強く打ったり、不意に頚部に強い力が加わったりすることで発生します。首を固定している筋肉や靱帯、神経・血管などを損傷してしまうことが主な原因です。
すぐに痛みが生じることもありますが、数時間から数日経過してから症状が出現することもあります。首の痛みや首が動かないといった障害のほか、頭痛、首から背中にかけての痛みやコリが主な症状です。ひどいときは、めまいや耳鳴り、手のしびれ、吐き気、倦怠感など全身に症状が現れることもあります。
頚椎捻挫の多くは一部分の軽い症状にとどまり、数週間以内の安静で治癒します。しかし、慢性的に症状が残るものや、受傷後数日してから症状が出現してくるものの中には、受傷時の衝撃で交感神経や筋肉の異常、関節の機能障害を起こしていることがあります。頚椎捻挫は、受傷したら初期に画像診断を含めて正しく診断を受けることが大切です。
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肩こりは、首のつけ根から肩や背中にかけて、張り・コリ・痛みといった症状があり、頭痛や吐き気を伴うこともあります。原因には「連続して長時間同じ姿勢をとる」、「首・背中が緊張するような姿勢での作業」、「前かがみ・猫背など姿勢が悪い」、「運動不足」、「精神的なストレス」などが挙げられます。
肩こりは予防が大切です。同じ姿勢を長時間続けない、肩を温めて(蒸しタオルなど)筋肉の血行を良くする、適度な運動や体操をする、入浴で身体を温めてリラックスする、といったことを心がけて、しっかり予防しましょう。ただし、高血圧症、眼疾患、頚椎疾患、耳鼻咽喉疾患、肩関節疾患の随伴症状として起こる肩こりもありますので、肩こりでお悩みや不安があれば気軽にご相談ください。
名前の通り、40歳代50歳代に多く見られる肩の痛み、動きの制限により日常生活に困難をきたす病態の総称です。夜間にズキズキと疼いたり、関節が硬くなることで、腕が挙がらない・背中に手が回らないなどの症状を呈します。
放っておくと自然と治っていたというエピソードも聞かれますが、早期改善に向けリハビリテーションが非常に重要です。また、いわゆる四十肩・五十肩の中には、放っていては治らない“腱板断裂”が隠れていることもあります。
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